

徳島・牟岐町にある貝専門の博物館。館名の「モラスコ」とはスペイン語で貝のこと、世界中の貝の標本約2000点を展示している。生きている化石オウムガイも飼育。2004年には「漁師さんの水族館」もオープン。地元で採れた魚をユニークに紹介している。
館内ウォッチング
・貝の博物館


まるでリゾートホテルのような爽やかムードのロビー。徳島産の木材を使った木の温もりあふれる空間。頭上を見上げれば、貝をデザインしたシャンデリアが。うーんオシャレ〜。

展示室には国内外の貝の標本2000点を展示。貴重な貝、面白い貝がいっぱい!形や習性などでジャンル分けしている。
標本に混じってフリーマーケットのようにいろんな品々が並んでいるが、それぞれ貝の形や名前にまつわるもの。なかなかユニークな展示〜。

こちらは独特の習性を持つ貝のコーナー。左は「どろぼう貝」の異名をもつクマサカガイ。どろぼう貝の名の通り、貝がらの周りには他の貝の貝がらがびっしり。ちなみに名前の由来は大盗賊熊坂長範から。外国だったらルパン貝とか?(笑)
右は恐怖の「殺人貝」アンボイナ。毒銛を打ち込む地獄のスナイパー!その毒は人間をも死に至らせるそう・・・、ガクガク。でも通称は「イモ貝」だけど。(笑)

生きている化石オウムガイ。太古からから変わらぬその姿は神秘的だ。
・漁師さんの水族館

2004年に新設された「漁師さんの水族館」。地元の海で採れた魚たちを中心に、地元ならではのエピソードを交えてユニークに解説していて面白い。大漁旗がムード満点!


徳島南部を流れる海部川水系に棲息するオオウナギ。国の天然記念物にも指定されている。ぶっと〜〜いっ!

クエ。水族館ではおなじみの巨大魚だが、これはまだ小さめの若い個体。ブルーの目が綺麗!

ウツボ。この地域では食べると乳の出がよくなると言われている。

ウツボとイセエビの共生。この組み合わせは話には聞いていたが、実際に見たのは初めて。イセエビは天敵のタコからウツボに守ってもらい、ウツボはイセエビに寄ってきた大好物のタコをパクリッ!これもよくできたギブアンドテイクの関係。それにしてもほんとウツボはエビと同棲が好きだこと・・・。(笑)

ウミヘビの仲間のモンガラドオシ。豹柄模様がワイルド!でも砂にもぐってチョコンと顔出してる姿はとってもキュート。(笑)

ヒメセミエビ。殻に覆われた平たいボディはまるで装甲車。カッコイイ。

スベスベマンジュウガニ。なんともユニークな名前で、ルックスも丸っこくてかわいいカニだが、実は猛毒を持っているデンジャラスなカニ!まんじゅう怖〜〜いっ!

モクズショイ。その名の通り、藻屑を背中にしょってカモフラージュするカニ。お前いったいどこが顔じゃ〜〜っ!

クルマウツボ&コブヒトデモドキ。ともに熱帯の海に棲息する生物だが、どちらもここ牟岐の海で見つかったもの。牟岐の海の豊かさを感じさせてくれる。
まんじまるCHECK!
貝の博物館&漁師さんの水族館、ともに充実の内容。大きな水槽も海外の珍しい魚もいないけれど、とっても魅力にあふれる展示。日本の海の豊かさをあらためて感じさせてくれる水族館だ。 (2007年8月)

