まんじまる流 Z&A =動物園・水族館ガイド=
動物園(ZOO)&水族館(AQUARIUM)の写真と訪問記。全国各地の動物園・水族館をレポート。定番スポットからちょっぴりマニアックなスポットまで大紹介。紹介件数『150スポット』以上!
温帯ペンギン見分け方講座
2008年現在、日本の動物園・水族館で飼育されてるペンギンは十一種類。(フンボルト、ケープ、マゼラン、オウサマ、コウテイ、ジェンツー、アデリー、マカロニ、イワトビ、ヒゲ、コガタ)
その中でもとくに飼育数の多いのが、「フンボルトペンギン属」のフンボルト、ケープ、マゼランの温帯ペンギン。ペンギンというとなんとなく南極の氷の上に住んでるイメージがあるけど、実は彼らが棲息しているのは南アメリカアフリカの日本と同じ温帯の地域。だから日本でも飼育しやすく、多くの動物園・水族館で飼育されているんですね。

ところでこの三種類、パッと見はひじょうによく似ていて見分けがつきにくい・・・。
そこで今回はこの三種の見分け方をご紹介〜〜!


温帯ペンギン講座1

【フンボルトペンギン】(写真は南知多ビーチランド
南アメリカのペルー、チリ沿岸部に棲息。見分け方は頭部の白ラインとクチバシに注目。頭の白ラインはケープ、マゼランと比べて少し細めで、フンボルト属のペンギンは目の周囲など顔の一部がピンク色をしているが、フンボルトはクチバシの根元が鮮やかなピンク色でとくにその部分が太くて目立っているのが特徴。胸の黒ラインは一本。

温帯ペンギン講座2

【ケープペンギン】 (写真はサンシャイン国際水族館
南アフリカ沿岸部に棲息。フンボルトとの見分けは頭部の白ライン。比較してもらえばわかるが白ラインの幅が太くくっきりしている。顔のピンク色の部分も目の周囲中心でクチバシの色は黒色。胸の黒ラインは一本。

温帯ペンギン講座3

【マゼランペンギン】(写真は寺泊水族博物館
南アメリカのチリ、アルゼンチン沿岸部に棲息。頭部の白ラインは太め、顔のピンクの部分も目の周囲中心で、クチバシの色は根元に若干のピンク色が入るがフンボルトほど目立たずほとんど黒色、顔の雰囲気はケープに似ている。ただし他の二種との大きな違いは胸の黒ライン。首の周りにもう一本の黒ラインがあるのが特徴。

【まとめ】

・まず胸の黒ラインの数をチェック!
二本→マゼラン決定 一本→フンボルトORケープ

・続いて頭の白ラインとクチバシチェック!
白ライン太い、クチバシ黒→ケープ決定 
白ライン細い、クチバシピンク→フンボルト決定


以上、簡単に見分け方を解説してみました。頭の白ラインの太さやクチバシの色、胸のラインの数などに注目してぜひ見分けてみてくださいね〜!
ちなみにフンボルト属にはもう一種類「ガラパゴスペンギン」というのもいて、こちらは頭の白ラインが極細で胸のラインがマゼランと同じく二本なのが特徴です。

温帯ペンギン講座4

さ〜てお次は実践編!フンボルト、ケープ、マゼランの三種の温帯ペンギンが一緒に飼育されている「志摩マリンランド」でさっそく見分けてみましょ〜〜!
三種を見分けるべく、プールに近寄ってよ〜く見てみると・・・、

温帯ペンギン講座5

どひゃ〜〜〜!

みんなツルッパゲ――ッ!!!


どれがフンボルトだのケープだのなんて言ってる場合じゃないって!もうペンギンであるのかすらギモンじゃ〜〜〜っ!!!

温帯ペンギン講座6

実はこの時期は換羽のシーズンで、羽の生え変わりのために一度羽が全部抜け落ちて、この状態になってるというわけで・・・。いや〜、ビックリした〜〜〜。
まあクリクリとした坊主頭はなんだか高校球児みたいでけっこうカワイイかも。(笑)

温帯ペンギン講座7

ちなみにツンツンヘアーのイワトビペンギンもこの通り・・・。

ツルツルヘアー!!!

(2007年6月 志摩マリンランド)