

茨城県坂東市にある自然科学の総合博物館。常設展は「進化する宇宙」「地球の生いたち」「自然のしくみ」「生命のしくみ」「人間と環境」の5つのテーマに分かれており、生物・地学分野の展示がとても充実。広大な自然の森を使った野外展示では自然観察などの体験学習もできる。ユニークな企画展も随時開催している。
館内ウォッチング
茨城県自然博物館は自然科学の総合博物館。生物、地学それぞれのパートはどちらもかなり充実していて国内の自然系博物館でも有数の規模。さらっと一巡しただけでも軽く二、三時間は当たり前〜〜〜!

エントランスでは巨大な松花江マンモスがお出迎え〜っ。デカ〜〜ッ!
ちなみにマンモスが絶滅した原因は牙がのびすぎて体に刺さって死んだというのはイギリスのロビンマスク氏の学説によってもうおなじみですよね。(オイ)

一番最初は「進化する宇宙」、天文系展示のコーナー。天体模型や隕石標本などを使って宇宙について総合的に展示。
やはり天文界で近年最大のニュースは「冥王星が惑星ではなくなった!」、これでしょう!今までの人生、さんざん教育現場で教え込まれてきたのにそりゃねえぜ〜〜っ。プラネットマンも惑星バルカンがどーのこーの言ってる場合じゃないって!もうゴッドシグマのエンディングも歌えな〜〜い!

このコーナーの展示の中で一番面白かったのがこちら。真空状態を人工的に作ってその中で物体がどのように落下するか実験する装置。空気抵抗のない真空状態では羽もおもりも同じ速さですとーんと落ちる!
ちなみに地球上では物体はヨロイを持った方が早く落下するというのは同じくイギリスのロビンマスク氏とネプチューンマン氏による共同実験によって証明済みですよね。(だからオイッ!)

続いては「地球の生いたち」、化石や鉱物の標本などを使って地球のプロフィールを紹介。
人気なのはやはり化石展示。化石コーナーへの導入部も時空をワープするみたいな感じでムード満点。

「なんだ三葉虫か」 byドラえもん


出た――ッ!暴君ティラノサウルス!やっぱりこいつはカッコイイ。まさに前半のハイライト。
原始人の模型もリアルな出来。こいつら夜絶対動くね。


後半は「自然のしくみ」「生命のしくみ」「人間と環境」と、現在の地球の自然環境とそこに暮らす生物について展示。
土壌の生態系展示コーナーでは土の中に暮らすミクロな生物たちの世界に潜入。100倍スケールで再現された生物たちが眼前に迫り来る!ド迫力〜〜ッ!もう完全に松坂慶子の鼻の穴の世界!


生物標本はとくに海の生物のものが充実しており、魚や海獣の剥製標本、骨格標本がズラリ。イルカは模型かな〜と思ったら、裏にまわったらスケルトンだった。



とくに剥製標本はかなりの高レベル。魚たちが乱舞する海の様子をリアルに再現。茨城名物アンコウの姿も。
最近はこうした精巧な剥製標本が博物館展示の主流になってきたかな。でも昔ながらのホルマリン標本も味があって捨てがたいけど・・・。

これはビックリ!巨大マンボウ〜〜ッ(左)!体重1.5トンのビッグサイズ!
以前同じ茨城のアクアワールド大洗で見たマンボウ標本(右)もすごくデカかった・・・。まさに巨大マンボウの宝庫。すごいぞ茨城〜!

なんとシーラカンスの標本まで発見!そして横にあった説明書きを読んでさらにビックリ!
実はこれ、以前東京税関にあった一部マニアにはよく知られたあのシーラカンスらしいですよ!ワシントン条約にひっかかり東京税関で没収されたものの、その後痛みまくって変色してボロボロになってたあのシーラカンスが5ヶ月間の最新技術の修復をうけて見事大復活〜!



さて海の生物は標本展示がメインだったが、川の生物はというとなんと水槽による生体展示になっている。久慈川の上流〜河口、そして沿岸までを再現したジオラマ水槽で、そこに棲息する生き物を紹介。
標本展示と違ってどこの川や海にでも普通にいるような魚ばかりで、とくに珍しい魚もいないのだが、やっぱりこうして生きて泳いでる魚はいいね〜。いやある意味フツーに水槽展示大好きの水族館マニアの人で(私は標本展示もけっこう好きな人なので平気だけど)ここに辿り着くまで標本、標本、標本漬けでさんざんじらされてきた身には、地味な淡水魚といえどきっとゴールドに輝いて見えることだろう。




棲息地域にあわせて、上流にはイワナ、ヤマメ、中流にはウグイ、ギバチ、下流にはソウギョ、ギンブナ、河口にはクサフグ、ハリセンボンなどが泳いでいた。しっかりとした水槽展示で水族館として見てもなかなかのもの。化石と並ぶこの博物館の二大人気コーナー。
とくに人気だったのが沿岸の海水槽のドチザメで「サメだ!サメだ!サメだ〜!」と子どもたちに大人気だった。サメならここに辿り着くまでに巨大なのやらレアなのやらいくつもサメ標本があったのだが、やはり子どもたちには標本より生きたサメの方がウケがいいみたい。実際私も食いついて見てしまった。多分日本一人気者のドチザメじゃないか。淡水魚といい、ドチザメといい、普段水族館の脇役になりがちな魚たちが主役として輝いているのはうれしいね〜。

ネコ、マグロ、トンボ、それぞれの生物の目の仕組みを体感できるコーナー。生物によっていろいろ見え方が違って面白い。
まあ一番面白いのは、それをやってる人が「怪奇!マグロ男」状態になってるのを見ることだけど・・・。(笑)

おぉ!メカニマル発見〜〜!



博物館の庭は基本は自然の森や沼を利用したフィールドワークを楽しむ野外展示になっているが、移築復元された反町開門橋や子どもたちの遊び場的スポットなどもあり。とくに「動物の巣」をイメージしたというトランポリンになってる遊具は子どもたちに大人気。なんか見てるとすげー面白そうなんだけど・・・、もう遊びて〜〜〜っ!

ところで茨城県って、犬がおすわりしてるように見えない?ほら見えるでしょ?
え?見えませんか・・・。ぎゃふ〜〜〜ん!!
(2008年3月)

