その中でもとくに飼育数の多いのが、「フンボルトペンギン属」のフンボルト、ケープ、マゼランの温帯ペンギン。ペンギンというとなんとなく南極の氷の上に住んでるイメージがあるけど、実は彼らが棲息しているのは南アメリカやアフリカの日本と同じ温帯の地域。だから日本でも飼育しやすく、多くの動物園・水族館で飼育されているんですね。
ところでこの三種類、パッと見はひじょうによく似ていて見分けがつきにくい・・・。
そこで今回はこの三種の見分け方をご紹介〜〜!

【フンボルトペンギン】(写真は南知多ビーチランド)
南アメリカのペルー、チリ沿岸部に棲息。見分け方は頭部の白ラインとクチバシに注目。頭の白ラインはケープ、マゼランと比べて少し細めで、フンボルト属のペンギンは目の周囲など顔の一部がピンク色をしているが、フンボルトはクチバシの根元が鮮やかなピンク色でとくにその部分が太くて目立っているのが特徴。胸の黒ラインは一本。

【ケープペンギン】 (写真はサンシャイン国際水族館)
南アフリカ沿岸部に棲息。フンボルトとの見分けは頭部の白ライン。比較してもらえばわかるが白ラインの幅が太くくっきりしている。顔のピンク色の部分も目の周囲中心でクチバシの色は黒色。胸の黒ラインは一本。

【マゼランペンギン】(写真は寺泊水族博物館)
南アメリカのチリ、アルゼンチン沿岸部に棲息。頭部の白ラインは太め、顔のピンクの部分も目の周囲中心で、クチバシの色は根元に若干のピンク色が入るがフンボルトほど目立たずほとんど黒色、顔の雰囲気はケープに似ている。ただし他の二種との大きな違いは胸の黒ライン。首の周りにもう一本の黒ラインがあるのが特徴。
【まとめ】
・まず胸の黒ラインの数をチェック!
二本→マゼラン決定 一本→フンボルトORケープ
・続いて頭の白ラインとクチバシチェック!
白ライン太い、クチバシ黒→ケープ決定
白ライン細い、クチバシピンク→フンボルト決定
以上、簡単に見分け方を解説してみました。頭の白ラインの太さやクチバシの色、胸のラインの数などに注目してぜひ見分けてみてくださいね〜!
ちなみにフンボルト属にはもう一種類「ガラパゴスペンギン」というのもいて、こちらは頭の白ラインが極細で胸のラインがマゼランと同じく二本なのが特徴です。

さ〜てお次は実践編!フンボルト、ケープ、マゼランの三種の温帯ペンギンが一緒に飼育されている「志摩マリンランド」でさっそく見分けてみましょ〜〜!
三種を見分けるべく、プールに近寄ってよ〜く見てみると・・・、

どひゃ〜〜〜!
みんなツルッパゲ――ッ!!!
どれがフンボルトだのケープだのなんて言ってる場合じゃないって!もうペンギンであるのかすらギモンじゃ〜〜〜っ!!!

実はこの時期は換羽のシーズンで、羽の生え変わりのために一度羽が全部抜け落ちて、この状態になってるというわけで・・・。いや〜、ビックリした〜〜〜。
まあクリクリとした坊主頭はなんだか高校球児みたいでけっこうカワイイかも。(笑)

ちなみにツンツンヘアーのイワトビペンギンもこの通り・・・。
ツルツルヘアー!!!
(2007年6月 志摩マリンランド)


知多半島・美浜町にある総合レジャーランド。園内は水族園、遊園地ゾーンに分かれ、シーズンには海水浴や潮干狩りなども楽しめる。
水族園は水量1000トンの伊勢湾大水槽を有する「海洋館」、イルカ、アシカ、アザラシ、セイウチ、ペンギンなどを飼育する「海獣広場」があり、ショータイムやふれあいイベントも充実している。
※イベント情報
イルカ・アシカショー 平日3回 土日祝4回
イルカの水中ショー 1日2回
ふれあいカーニバル 1日1回
魚のお食事タイム 1日1回
その他、ふれあいイベント多数(アシカのお散歩タイム、アザラシにタッチ、セイウチのふれあいタイムなど)
館内ウォッチング
・エントランス&ペリカン池


夢の海獣王国「南知多ビーチランド」。うひゃ〜!エントランスでは早速海獣たちがお出迎え〜!・・・とおもいきやさすがにこれはよく出来た人形でした・・・。(笑)
エントランス横にはペリカン池。コッチはモノホンのペリカンたちが大きな口を開けてご挨拶。エサやりもできて、魚をあげると美味しそうにパクッ。ではでは夢の海獣王国探検へ出発〜!
・海洋館

海洋館では伊勢湾やサンゴ礁の魚たちを飼育展示しており、水量1000トンの伊勢湾大水槽が見もの。
そして大水槽前に立ってボ〜ッと眺めていたところ、目の前をスーッと横切る白い物体!なんとスナメリ〜!ここではスナメリも魚たちと一緒に泳いでいるのだ〜〜!海では当たり前の光景なんだけど水族館では珍しい光景でちょっとビックリしたが、よく見てみればスナメリ君、魚たちと追いかけっこしたりじゃれついたりしてとっても仲良さげで楽しそう。仲良しエイコンビもニッコリ〜。


こちらは2007年3月に新登場の探検アクアリウム「レックダイブ」。海底に沈む海賊船や海底遺跡をイメージしたディスプレイで海底探検気分が味わえる。
おぉっ!なんと宝箱を発見!中身は・・・・、それは行って見てのお楽しみ〜♪(笑)
・イルカ・アシカショー

イルカスタジアムでは「イルカ・アシカショー」を開催。
最初はアシカたちのショータイム。今回はクリスマスシーズンだったので、楽器を使って楽しいクリスマスソングを演奏。オルガン担当のコはもちろん上手だけど、シンバル担当のコがほんと絶妙な間で、ジャーン♪おもしろい〜。(笑)

そしてこのショーのお楽しみはアシカのお散歩。なんとアシカが客席に登場!
客席のすぐ横をアシカがトコトコと行進。もう大興奮〜〜!

さらにスゴイことに、な、な、な〜んと!私の前で立ち止まってくれてポーズをキメッ!
うれしすぎる〜〜〜〜〜〜っ!!!

場内の興奮も冷めやらぬまま、続いてはイルカたちによるショータイム。
登場したのはバンドウイルカの女の子チームの「ボンバーズ」!5頭揃った見事なジャ〜ンプ!う〜んダイナミック!

カワイコちゃん揃いのボンバーズの中でもとくに人気者なのがこちらのプリンちゃん。実はバンドウイルカ(お母さんはチームリーダーのローラ)とハナゴンドウのハーフでちょっと短めのクチバシがチャームポイント。笑顔がキュ〜〜ト。

フラフープまわしに挑戦、プリンちゃん。フラフープをキャッチしてまわすかと思いきや、そのまま顔にズボッとはめてクルクル〜。フラフープまわしはちょっと苦手なようで・・・。(笑)

だけどジャンプは大得意!見事に決まった回転ジャンプ!カッコイイ〜〜〜ッ!!


こちらは男の子チームの「アザーズ」。(回毎に交替で登場)バンドウイルカ2頭、カマイルカ2頭、ハナゴンドウ1頭編成で、こちらもダイナミックな演技を見せてくれる。ハナゴンドウのネオはプリンちゃんのお父さん。

館内にはもう一箇所「イルカホール」という場所もあって、こちらではイルカによる水中ショーが行なわれる。水中ショーはイルカの体のしくみや生態を中心に解説するスタイルで「イルカの鼻はどこ?」「イルカはどのようにモノを見ているの?」などイルカについて楽しく勉強できる。トレーナーのお兄さんと握手したり、グルグルまわったり、掛け合いも楽しい。ちなみにこちらもお兄さんがサンタ帽かぶってちょっぴりクリスマスバージョン。(笑)
・ふれあいカーニバル
さてお待ちかねのビーチランド最大のイベント「ふれあいカーニバル」!ふれあいカーニバルは「イルカにタッチ」「アシカにタッチ」「アザラシにタッチ」「ペンギンに餌やり」と、海獣やペンギンとふれあえるイベントで、なんと開始から終了までの15分間は何回でもふれあいし放題!
うひゃ〜どうしよう!どれからにしようかなあ〜〜、なんて悩んでるヒマは無〜〜〜いっ!とりあえずどこでもいいから並べ〜〜〜ぃっ!!


まずは「イルカにタッチ」!イルカが目の前を手をふりながらスーッと泳いでいき、そのヒレと握手〜。笑顔も二重マルッ!

ペンギンの餌やり〜〜っ!エキサイティング!

アシカは園内をトコトコとお散歩中。背中にタッチ〜!

アザラシにタッチ!背中をなでなでしたら、とっても気持ちよさそ〜。カワユ〜イッ。
結局今回は頑張ってもう一巡して、それぞれ2回ずつ楽しむことができた。ふ〜、余は満足ぢゃ〜〜〜っ!!(笑)
・イルカとキャッチボール!

ふれあいカーニバル以外の時間はイルカはプールでまったりとボールでじゃれて遊んでいることが多く、その楽しそうな姿をボーッと眺めているのもいい。でも時にはこんなことも・・・。

鼻先でボールをポ〜〜ン。うひょ〜!ボールをこっちに飛ばしてきた〜〜!
なんとイルカとキャッチボールができちゃうのだ!

「へーいへーい、ばっちこ〜〜い」
よ〜し、いくで〜〜〜っ!

ポーンと投げるとボールに体をあわせて口でカポッ!
ナイスキャッチ〜!!
・セイウチ&バイカルアザラシ

セイウチ館ではセイウチが豪快にターン。迫力満点!セイウチとのふれあいタイムもあり。

バイカルアザラシ。ロシアのバイカル湖に棲息する淡水アザラシ。つぶらな目がキュ〜ト!
・ペンギンのお散歩タイム

冬期限定のペンギンのお散歩タイム。
オウサマペンギンが一列に並んでトコトコと行進。時々立ち止まって集団で空を見上げてぬぼ〜っとしてるのが好き。何から何までみんなで一緒〜。


こちらはフンボルトペンギンのお散歩。先程のきっちり集団行動のオウサマペンギンと違って、こちらはいたってマイペースで、あるものはペンギンプールの周囲をずっとグルグルと回っているかと思えば、あるものは海洋館の建物にまで潜入したりと、園内あちこちにペンギン出没。う〜ん自由人だ。(笑)

さて散歩を終えて帰ってきたペンギンたち。
あれれ?一匹たりないぞ〜〜!?遠くまで散歩に出かけちゃって集合時間に遅れちゃってるペンギンがいる模様・・・。ちゃんと帰ってこれるかな〜?

と思ったら、お迎えのバスに乗ってルンルン帰宅〜♪ぎゃふん!(笑)

ちなみにペンギンたちのお家の名前は「ペンギン村」。
んちゃ!(古いよ!)
・南知多おもちゃ王国


水族館に隣接しておもちゃのテーマパークの「南知多おもちゃ王国」も併設。人気のおもちゃがいっぱい!プラレールやダイヤブロックなどで遊べるよ〜ん。子供はもちろん、大人も童心に戻ってちょっとなつかしい気分にひたれるかも。
入口ではダイヤブロックで作られた動物たちがお出迎え。よくできてる〜〜。

遊園地ゾーンにはこんなレトロなアトラクションもあり。「海底探検」怪獣と大ダコがバトル中。昔なつかしの冒険漫画のイメージでナ〜イス!(笑)
おすすめグルメ

愛知といったらやっぱりきしめん!ペンギンのカマボコはビーチランドオリジナル〜!(イルカカマボコもあり)
まんじまるCHECK!
ふれあい度満点!カワイイ海獣たちとたっぷり遊べるパラダイス〜!
イベントタイム以外でもイルカはキャッチボールしてくれたり、セイウチやペンギンも近寄って挨拶してくれたりととってもフレンドリー。のんびりとひなたぼっこして寝ている姿も愛らしい。もう〜海獣ラヴッ!! (2007年12月)


館林・つつじが岡公園内にある淡水水族館。群馬県内に棲息する淡水生物を中心に飼育しており、パノラマ水槽では群馬県を流れる利根川の上流から下流までの様子を再現している。
館内ウォッチング
・群馬の川の生き物たち


群馬県水産学習館で飼育展示されているのは、県内の川や湖沼に棲息している淡水生物オンリー。
というとなんだか地味に聞こえてしまうが、群馬県は利根川や渡良瀬川などの川が縦横に流れ、水産資源はとっても豊か。県の魚アユをはじめ、ヤマメ、カジカ、メダカ、ウグイ、オイカワ、マゴイ、ソウギョなどの淡水魚やクサガメ、イモリ、モクズガニなど数多くの淡水生物が棲息する。館内では棲息地ごとにわかりやすく分類して、群馬県の淡水生物を紹介している。


展示の中心となるパノラマ水槽。群馬県内を流れる利根川をモデルに川の上流から下流までを再現している。上流にはヤマメ、ニジマス、中流はウグイ、オイカワ、下流にはマゴイ、ソウギョ、アオウオなどが泳ぎ、それぞれの水槽の背景には山や町がジオラマ的に再現されていて面白い。

とくに面白いのが下流エリアで、ミニチュアのビルや家が立ち並んでなかなか精巧な出来。
・・・んんっ?山の上に立っている白い物はいったい何だ〜?
近づいてよく見てみると〜、

ズン!

ズ―――ン!
高崎大観音〜〜!(右は実物の高崎大観音)
写真を見比べてみればわかるが、かなり気合の入った作り込み様できちんと山上の大観音までの道路まで作られている芸の細かさ。まさに上州人スピリッツ炸裂の素晴らしいディスプレイ!
今まで数多くのパノラマ水槽を見てきたが、大観音がおわすのはここだけ〜〜!(笑)


ちなみにこの水族館のある館林市は昔話「分福茶釜」のふるさとであり、市内にある茂林寺にはその分福茶釜と伝えられる茶釜が伝わり、境内にはたくさんのタヌキの像が並び名物となっている。(上写真は茂林寺の境内の様子)
ということは当然、館林は〜〜、

バ――――――ン!
群馬ラヴッ!!!!!
まんじまるCHECK!
館内は何から何まで丸ごと群馬!とくにパノラマ水槽は郷土愛を感じる逸品!
水族館のあるつつじが岡公園は、その名の通り江戸時代から知られたツツジの名所。シーズンには公園中ツツジに包まれ実に見事。
上記でも紹介した茂林寺にはユニークなタヌキ像がいっぱい、タヌキ好きはぜひお参りを〜。 (2007年1月)

