

勝浦市鵜原にある海中公園。一帯はリアス式海岸になっており、魚の種類も豊かで、海中展望塔からその様子を観察することができる。隣接する「海の博物館」では房総の海を総合的に展示している。
館内ウォッチング
・海中展望塔


高さ24.4メートル、水深8.5メートルで東洋一の規模を誇る海中展望塔。海上にデーンとそびえるその威容はなんともSFチック〜。まあ昭和特撮テイストなんだけどね・・・。(笑)
さ〜て、海底探検へとレッツゴ〜〜〜!

・・・と意気込んで展望塔へと入った途端、目についたのはコチラ。今回訪れたのは3月、まあ覚悟はしていたもののおもいっきり「本日は水温低くメジナ(ま、海中展望塔におけるハズレ魚ですな・・・)多め」とのメッセージが・・・。がっちょ〜〜〜ん!でも張り紙にもあるとおりこれは水族館の水槽ではなく「自然の海」なんでしょうがない。一匹でも多くの種類の魚に会えることを期待することにしよう・・・。
ちなみにもう一つここが「自然の海」であることを感じさせる話としては、入場料が海底の透視度による変動相場制の料金設定になっているのも特徴で、「透視度0メートル」の時とかは通常930円の入場料のところ100円かそこらの超割引価格になるとか。
・・・でもその安さがすごく怖いんですけど〜〜〜〜っ!!!
この日は若干波高くちょっと心配していたが、なんとか「透視度2メートル」とのことでまあギリギリってところで、ホッ。


展望塔の内部は螺旋階段になっていて、ぐるぐると回りながら海底へと下っていく。階段途中に「これより海中」の表示あり。ここをくぐる時はちょっとだけドキドキ。(笑)


いよいよ海底へと到着。四方に設置された窓から海底の様子を観察できる。
窓から海を覗いてみると、ウルトラセブンのオープニングのごとく、魚たちのシルエットだけがチラホラと・・・。
なにもここまで「昭和特撮テイスト」にしなくてもよろし〜〜〜いっ!(泣)


しかし目をこらしてよく見れば、だんだんと魚たちの姿をとらえることができ、張り紙の予告通りのメジナの大群(笑)の中に、スズメダイ、ニザダイ、ブダイ、キタマクラなどの姿を見ることができた。まあ定番魚が多いけど、当初の予想よりはけっこう収穫があったんでよかったかな。


海中展望塔は海上部分もなかなか見晴らしよく、こちらも眺望を楽しめる。目の前に広がる雄大な房総の海、そしてその先にはサンフランシスコ・・・、って見えるか――っ!

展望塔にはってあったポスターに落書きしてるやつがいるな〜と思ったら、さかなクンだった・・・。やっぱ来てるんだ〜、さすが房総の海が庭だけのことはあるね。でもさかなクン、「フィッシュ!フレッシュ!」や「素晴らシイラ」はいかがなもんか・・・。


今回は遭遇できなかったが、イシダイ&ハコフグのオブジェ。もう少しあったかくなったら見れるかなあ。
ちなみにハコフグがすごいカラーリングになっちゃってますが、これは婚姻色バージョン。ハコフグは繁殖期にはこんな感じに鮮やかなブルーの体色になってメスにアピールをする。でもどちらかというと「さかなクンの帽子」って気も・・・。(笑)


展望塔の桟橋から下を覗くと・・・、おぉっ!謎の海底神殿発見か〜!?
実はこれ、昭和30年くらいまで使われていたイワシやエビを飼育していた生け簀の跡。イワシはカツオ・マグロ漁の餌として飼育され、エビは生け簀におとりのエビを入れて外のエビをおびきよせるワナ漁が行なわれていたとのこと。往時の漁業の様子をしのばせる近代遺跡である。
・海の博物館


海の博物館は「千葉県立中央博物館」の分館として平成11年に開館。房総の海について総合的に紹介している。
とくに標本展示は見事で、ツチクジラの全身骨格をはじめ、房総の海に棲息する生物たちの標本が充実。海底を再現したジオラマもよくできている。


海の博物館では、イソギンチャク、ナマコ、ヒトデ、ウニ、アメフラシなど磯や海底の無脊椎動物を中心に飼育展示していてなかなかマニアック。海中展望塔のフォロー的な役割もしていて、あわせて見ると房総の海の生態系がさらによくわかるかも。

実際に触れて学べるタッチコーナーもあり。上で触っているのは「モクヨクカイメンの一種」。天然スポンジの材料となるカイメンで手触りはまさにスポンジそのもの。フニャフニャ。
他にはメカジキの吻、クジラの肋骨、コカメノコキクメイシ(サンゴ)の骨格など。

ギャオ〜〜〜〜ッ!「有明海のリアルエイリアン」ワラスボ。顕微鏡テレビカメラもあって、ドアップでも観察可能。ぎょえ〜〜〜っ!

皮の標本を触って、その生物を当てるコーナーも。
触ってみるとヤスリみたいにザラザラ。ああこれは鮫肌だな、ということで「サメ〜〜〜!」

・・・かと思いきや、な、な、なんとマンボウ〜〜〜ッ!!!なんだかぷよぷよしていてやわらかいイメージあったんで意外だ〜。他にもウツボやレアなラブカとかもあり。
子どもも大人も楽しめる充実の展示内容。このマニアックぶりは大人の方がはまるかもよ〜。
=おまけ紀行=


今回はあわせて「かつうらビッグひな祭り」も見学。(こちら参照)
勝浦市で毎年2月下旬〜3月3日の期間に開催されるお祭りで、もう町中がひな人形で埋めつくされる。年々その数は増えて、今年はなんと2万5000体!
とくに有名なのが「遠見岬神社」のひな飾りで、神社の石段六十段を使ったインパクトあるもの。またこの石段ひな飾り、祭りの期間中は毎朝に飾り付けられ、毎夕にしまわれる。つまり毎日飾り直しされるというのだからさらにスゴイ。


昔の貴重な雛人形コレクションも充実。いろいろバリエーションがあって面白い。
上は雛人形と一緒に飾られた縁起物の人形のひとつ。定番「高砂」をはじめ、「桃太郎」「花咲かじいさん」「勧進帳」など昔話や歌舞伎ネタもあり。下は「はだかびな」、秘宝館系?


雛人形製作実演コーナーもあり。犬神家状態のカシラ部分&ズラリと並んだ目玉。金田一さん、事件ですよ!


商店街もそれぞれの店ごとに工夫をこらしたユニークなひな飾りがいっぱい。
下は東殿&IKKO姫。うーむ、濃い組み合わせだこと・・・。

こちらは勝浦らしい「大漁びな」。金屏風の代りに大漁旗、イカス〜〜〜ッ。

よく見れば持ち物も魚とか釣竿とか網とか持ってるし・・・。
海洋堂&ユージン大活躍。(爆)
(2008年3月)


上岡馬頭観音は古来より「馬の守り神」として厚く信仰されてきた。境内にはサラブレッドやポニーを飼育する「馬頭牧場」があり、馬とのふれあいも楽しめる。
園内ウォッチング
・馬頭観音堂と馬頭牧場

馬頭観音はその名の通り、頭上にその広大な力の象徴である「馬」を戴く観音様。その姿からわが国では「馬の守り神」としても厚く信仰されてきた。馬は農家武家ともに農耕や交通などをサポートしてくれる大事な動物であり、大切な家族の一員でもあった。
現在では自動車や農機具などの発達により、昔ほど身近な存在ではなくなってしまったが、今も農家や競馬、乗馬関係者など多くの人々に信仰され、また「現代の馬=自動車」ということで交通安全の神様としても信仰されている。「馬体安全」の御利益表記もここならでは。他にも「乳牛安全」もあり、家畜全体の守り神でもあるようだ。



馬頭観音堂。鎌倉時代の創建で、坂上田村麻呂や平氏、源氏、奥州藤原氏らの武家に信仰された馬頭観音像を祀っているという。現在の観音堂は大正時代の再建。屋根や柱に馬の姿がほどこされている。瓦もびっちり「馬」印〜〜ッ!



堂内や境内には多くの奉納された絵馬や幟があり、厚い信仰の歴史を感じさせる。絵や彫刻など様々な姿に描かれた馬たちを見るのも面白い。ほんと馬は人々とともに生きてきたんだな〜と実感。



さらに馬を身近に感じられるのがこちら馬頭牧場。な、な、な、なんとお寺に本物の馬が〜〜〜っ!!
牧場で馬の守り神として馬頭観音がまつられているのは見たことがあるが、お寺の境内に牧場があるのは初めてだ〜!
本物の馬と慣れ親しんでさらに馬を身近に感じてもらい、馬とのふれあいを通じて子どもたちに命の大切さを知ってもらおうと平成十四年に開設したそうである。うーん、素晴らしい〜〜!



牧場にはサラブレッドとポニーがいて、みんな人なつっこい子たちばかり。タテガミをなでてあげると、なんだか気持ちよさそうに目を細めてすり寄ってくる。カワイイ〜ッ。ほんとキミらは昔からボクらの友達、家族だったんだよね〜。


馬頭牧場は近隣の方たちにも人気のスポットで、この日もたくさんの人が馬たちに会いにきていた。希望すれば子ども達は馬にも乗せてもらえる。ちょっと大きくてビックリしちゃうかもしれないけど、怖がらなくていいよ。馬たちはみんなやさしいんだから〜!


管理人さんに水浴びさせてもらって、気持ちよさそう〜〜♪
丁寧にブラッシングしながら「この子たち、とってもかわいいでしょ」と話す管理人さんは、とっても愛情に満ちあふれている。そして管理人さんを見つめる馬の瞳もとてもやさしい。
忘れかけていた人と馬との原風景がここにある。
(2008年5月)
今回は昨年6月に生まれたハートマンヤマシマウマのアースを大特集〜!


昨年6月20日に父ビリー、母ミドリの間に誕生したハートマンヤマシマウマの男の子アース。ミドリママととっても仲良し〜。
生まれた頃の写真はまだ赤ちゃ〜んって感じだったけど、もう8ヶ月ほど経って体格もがっちりしてきたみたい。ほんと子どもの成長って早いよなあ〜。(しみじみ)


でも体は大きくなってきたけど、まだまだ甘えんぼ。「ママのオッパイだいちゅき〜〜♪」
シマウマは大体半年間くらいは母乳で育て、一年くらいで乳離れするそうだ。

土遊びが大好き〜!さすが名前がアースだけのことはある。
大地に寝転び、足をジタバタさせて、ミドリママにむかってアピール。「ねーねーママ!見て見て〜〜!」
人間社会でもよく子どもが母親にむかって「ねーねーママ!見て見て〜〜!オッパッピ〜〜」とかやってるの見るけど、子どもは人間でも動物でもやっぱやることはおんなじだね〜。ちなみに母親がもう飽き飽きして「はい、はい・・・」って感じなのもおんなじだけど・・・。(笑)


ポカポカの大地の上でごろ〜ん。
「う゛〜〜、気持ちええ〜〜〜〜」
ほんと見てるこっちまでなんだか気持ちよくなってくるね〜。

好奇心も旺盛なお年頃。カメラにキョーミをもったようで、近寄ってきてくれた。アツイ視線をじ〜〜〜〜っ。

こちらは父親のビリー。イギリス生まれの国際派。時折見せるダイナミックな走りは迫力満点。
動物の常でやはり男同志はお互いライバル心があるようで、ビリーは普段は遠くで黙って立っているだけだが、アースがうっかりビリーが餌を食べているところに近づきすぎてジャマしてしまったところ、怒りをあらわにして体当たりをくらわせて追い払っていた。こっわ〜〜・・・。

でもこれは厳しい動物世界の掟。アースもこうして父親のきつい洗礼をうけて動物世界の厳しさを知っていくのだろうし、それにいつかは一人立ちしてやさしい母親のミドリとも離れなくてはならない日もくるだろう・・・。そうしてみんな一人の「漢」になってゆくのだ。
大地の子アースよ!
強くたくましく育て〜〜〜っ!!
・・・と、思わずちょっと熱が入ってしまったが(汗)、その他の夢見ヶ崎のカワイイ仲間たちを紹介〜〜!

ご存知夢見ヶ崎のアイドルレッサーパンダ。挨拶代りに「あっかんべ〜〜〜♪」

元気なアメリカアカリス。時折頭上のトンネル通路をスタタと駆けてゆくのがカワイイ〜ッ。

カピバラ?いいえフチアです。フチアは南米に棲息する今年の干支ネズミの仲間。国内で飼育しているのはここ夢見ヶ崎だけ。ぬぼ〜〜っとしたルックスで今年ブレイクするかも!?

新しい遊具の吊り下げられた丸太にキョーミシンシンのマーコール。「なんじゃこりゃあ〜〜?」

「こうやって使うんじゃろ〜」角で丸太を挟んで肩をマッサージ。
「う゛〜〜、きくきく〜〜〜〜ぅ!」


フンボルトペンギンの餌の時間に遭遇。よく見ると完全に「地上派」と「水中派」に分かれていて面白い。地上派の中には一度飛び込みかけて、やっぱりやめるヤツとかいたりして・・・。「だってまだ2月だし〜、水の中さみーもん・・・」

よく見たら、前回も話題にした人工クチバシのペンギン君発見!以前他のペンギンとケンカ中にクチバシがポキッと折れてしまい、最新の形成技術による人工のクチバシを取り付けてもらったとのこと。若干サイズが大きめなもののほとんどわからない。すごい〜。
とりあえず彼は寒がりの「地上派」らしい・・・。(笑)
(2008年2月)

